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戦争を繰り返す日本国、現段階では他国との戦争はないが、その傷跡は残り、東京は廃都に、日本全体には空が消えた。
そこは地下
シェルターにでも住んでいるかのようなもので、唯一街を照らす大きな明かりは人に作られた偽物の太陽であった。
そんな廃れた世の中で、日本政府はある計画を実行に移した。
「人類総機械化」計画。
死なない戦士を作ろうと言う魂胆である。
実験は失敗、機械の体を持つ人間、「造族」となった人間は感情を、記憶を、理性を失った。
しかし「誤差」と言う言葉をタテに政府は実験を繰り返のだった――
------------------------------------------------------折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-24 01:33:02
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