けっして死なないという王が居た。
老いて歳を重ねその英知を土にもどし、必ず少年の御魂(みたま)に生まれかわるという、不滅の王。それを人々はアルタ・チャガヤと称し、天にもかわる存在として奉った。
アルタ・チャガヤが死し、あらたな御魂(
みたま)が選ばれることなく一年が過ぎようとする頃。地方の小さな寺院から、国の根底をくつがえす異変が起きようとしていた。
※なまぐさ坊主と男装少女のすったもんだ話。
《全20話完結》
アルファポリスさんにも投稿させていただいています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-23 12:48:16
45274文字
会話率:50%