定期的に記憶を喪失する奇病を先天的に持っていて、18歳の若さで亡くなった主人公。
気がついたら異世界で生を受け、スラム街でなんとかやりくりさながら生きていく。
そんな中、前世で持っていた驚異的な知識量と知恵、記憶能力を闇市の主人に見込まれ、
魔術の本を渡される。
その対価にスラム街の子供たちにたくさん食わせてやるほどの金を稼いでこいと言われる。
目標のなかった主人公はそれを目標にし魔術師として生きていくことを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 02:16:48
43941文字
会話率:27%