社交シーズン終わりの、王宮主催の大夜会。そのさなかに王子がやらかした。
そう、長年の婚約者に対して婚約破棄を突きつけたのだ。
だが、それに対して婚約者である公爵家令嬢は小首を傾げて、そして人差し指をスッと立てた。
「もう一度言ってほしい
」というジェスチャーだ。
聞き取れなかったのならと王子は宣言を繰り返す。だが何度も聞き返され、ついには激高した。
「なんで聞き取れへんのやお前ェ!この距離やぞ!」
◆ジャンルをよくご確認下さい。
思いついてしまったからには書かずにおれませんでした。
◆普段の作者の世界設定とは無縁ということでお願いします(笑)。
◆この作品はカクヨムでも公開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-11 20:29:27
2456文字
会話率:52%
どこに行くにも出会ってしまう、息ピッタリの男女。三柳川柳はそんな彼女と縁を切るべく、縁絶ちの神が祀られる神社へと赴いた。
しかしそこでもまた、息の合ってしまう彼女、水瀬啄木鳥と鉢合わせてしまう。
ありえないと嘆く二人の前に現れたのは、猫と
狐を足して割ったような奇妙な生物。
自称縁結びの神となのるその存在によって、二人は一日一時間、手をつながなければ死ぬ呪いをかけられるのだった。
「僕の好きな音楽を流さないでくれないか、虫唾が走る」
「私の好きな本を読まないでくれるかしら、虫唾が走る」
息はあうが馬の合わない二人組。そんな二人の、ツンツン甘々な高校生活が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-28 09:47:57
8277文字
会話率:25%
現世界には、いつの間にか侵略してきて、いつの間にか人の生活に紛れ込み、人を殺すことでしか欲を満たせない人の形をした怪物「ゲイド」が現れた。
「フツウって言葉、もうこの世界にはありませんけど?」
真面目で美人、友達想いの女子高校生、志崎
真月【しざき まづき】
真月は小さい頃、両親を一気になくし、ゲイドを殺す才能もあって、政府が作ったゲイド対策局の戦闘員となる。
戦闘班のリーダーである真月の元に集まったのは、
天然腹黒、ちょっと臆病な、雪森 朝【ゆきもり あさ】と
お調子者だが友達想い、いつでもポジティブな、穂成 冴姫【ほなり さき】。
グダグダな班にみえて息ピッタリ、各個人にゲイドを殺す目的や因縁、対策局に入った経緯があり、闇が深い三人の、ドタバタ戦闘ストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-24 13:31:34
1701文字
会話率:18%
結婚直後、新婚ホヤホヤの二人だったが落ち着くことができずにいた。
そんな中で決まった、一日だけの新婚デート。
高校生の頃から残る苦い思い出と向き合うため、千早は武から提案された「あの場所」へ行くことを了承した。
精一杯楽しむ千早、そ
れを見て安心する武。息ピッタリの二人が絡み合い、意図せずその距離は近づいていく。
「ありがとう、武。そして――これからもよろしくね」
笑いと感動の一周年作品です!
尚、これは委託なのでお察ししてくだされば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-25 22:42:31
5890文字
会話率:43%