初恋は純粋だからこそ、強い
最終更新:2013-11-03 22:16:04
630文字
会話率:0%
萌えるような春の気配が辺りに満ち、うぐいすこそ鳴かないにせよ、涼やかな風がふくひなたに寝ころんでいた彼は、グランドから響く『さくらさくら』に、もぞもぞと起きあがり、クツについた蒲公英の綿毛を手ではらって立ち上がる。しかたがないとぼやきながら
も決して後ろ向きではない選択を一つ携えて。
かきつばた的な作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-02-27 10:46:39
838文字
会話率:0%