ある日の夕暮れ、俺たちはとある家の座敷に集まり宴会を開いていた。
そこに集まったのは、多種多様な装いを着た若者(?)たち。
スーツを着た者から、作業服を着た者、ラフな普段着を着た者、なぜかチャイナドレスを着た者など様々だった。
宴会
が盛り上がる中、汚れた白い作業服を着た男が向かいに座る男に、青春時代の恋話を語れ言い出した。
男は断るが、周囲は語れ語れと音頭を取り始めてしまい、男は渋々語ることになってしまった。
彼の口から語られるのは、青春時代の淡い恋の物語。
最初は乗り気ではなかった男も、次第に話に熱が入り始め、周囲もまた甘い感情に飲み込まれていく。
そして、恋話がクライマックスに近づいたとき、不意に男はトーンが落ちていく。
彼は言った、「これはハッピーエンドじゃない恋話だ」と。
※当小説は未完成状態で全話公開しています。近いうちに完成させる予定であり、その状態で完結となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-06 23:24:49
43100文字
会話率:9%