かつてはカナンの地で主神として崇められた神、バアル。
しかし、今はイエスによって、悪霊へと貶められ、しかしながら、それでもなお、キリスト世界の音で人知れず人助けをしている、魔王ベルゼブブ。
そんな彼が、ある人を助けようと思っていた。
つける少年の名は烏丸悠馬。彼はある宿命を持っていた。
宿命。神でさえ、その特性を打ち消すことのできない、ある種特殊の星の持ち主。
魔王と宿命の少年が出会う時、物語は純愛へと動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-22 23:49:36
8047文字
会話率:44%