自身の意見を口にしたがらない、うじうじの彼女と、自己中心的な彼が、二人っきりで男子トイレ掃除をするはめに。外見も性格も違う二人を引き合わせたのは、「吉川」というありふれた苗字だった。
今日も昔日も、俺様に振り回される哀れな子羊の奮闘記。
最終更新:2010-10-23 10:05:21
54840文字
会話率:42%
目も当てられないくらい痛い、とにかく、あらゆる意味で危ない彼が、世間で言う「挫折」というものを味わった日。とある女子中学生は、そんなことは我関せず、ココアを味わっていた。まさか、そのココアの味を痛烈に批判されるとは思わずに。
最終更新:2010-07-24 12:23:00
8791文字
会話率:37%