封じの姫
それは、日本に伝わる陰陽師と龍精。二つの守護勢力の内の一つ、【龍精】の姫。
風を纏い、悪しきクラを封じ込める力【封じ込めの力】を持つ少女。
黒の御子
それは、龍精と敵対する黒亜の長。すべてを闇に尽くし、千年前、暗闇の一日
を作り上げた一人の少年。
すべてを黒で埋め、心を失った影。
千年の因縁は、時を経て、今、舞い戻る。
封じの姫 " "
黒の御子 " "
彼らは再び会いまみえ、再び、暗闇の一日を復活させた。
だが、姫の力、そして、御子の心により、完全なる闇は消え去った。
とみえた。
再び現れる災厄
二人の同一人物
五年前の事件
すべて、重なり合い、模様を描く。
そう、まるで絡み合う龍の如く。
H29、11、26 あらすじ加筆・修正しました
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-10 23:35:19
188972文字
会話率:38%
私には、人を殺した記憶がある。
それはたぶん、前世の記憶というやつで。
その出来事はきっとすごく昔のことで。
でも、私は見てしまったんだ。
私が殺したはずのあのひとが、茶屋で団子を食べてるところを――
最終更新:2013-05-11 22:41:46
38696文字
会話率:17%