久しぶりにあった友人、鍵沼は児童擁護施設の施設長をしていた。
だがとある理由でその施設を閉鎖することになったのだがまだ、数名行き先が決まってない子供がいるらしい。
「頼む、伊丹、あいつらを引き取ってくれないか?
「・・・どうして俺なんだ
?」
「お前の奥さん・・・流産したって上原からきいて。
だからお前達ならあの子供達に暖かい家族を与えることができるんじゃないかと俺は思うんだ。
頼む、伊丹。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-10 00:00:00
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会話率:42%