小さい頃。母に隠れて父はこっそり俺を迷宮に連れて行った。目の前に広がったのは草原や高野。獰猛なモンスター。ひたすら踊っているモンスターなどを見たりした。数少ない幼い頃の冒険の記憶。しかし、それだけで俺を虜にするのには十分だった。俺は求めた。
三つの宮殿に眠る最高級のドロップ品とスキルカードを。絶賛家出中の皇子は美しい女性と出会った。彼女は奴隷でしかし、ある国の姫で……。時に冒険。時に人助け。そんな気紛れ皇子の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-23 20:00:00
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会話率:13%