僕の名前は後藤大介。ごく普通の高校一年生、のはずが、ひょんなことから触れた人の望みを叶える力を持っていると勘違いされてしまった。
おかげで毎日、願いを叶えろと迫って来る生徒たち――残念ながらほとんどがむさくるしい男どもで、たまに混ざって
いる女子も目が血走っていてメチャクチャ怖い――から逃げ回る日々を送っていた。
そしてついにその噂は学外にも広まってしまい、何者かに誘拐されてしまう。目が覚めた倉庫で出会ったのはなんと悪魔と天使だった!?
……それにしても「ひょんな」ってすごい言葉ですな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-10 22:33:33
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会話率:48%