高校2年生の夕闇孫一は、祖母から「異世界人とのハーフ」であると告げられた。しかもダンジョンでレベルを上げて、自分のスキルを受け継いでほしいとも。
しかし、受け継ぐスキルの中に〈ダンジョン生成〉という一風変わったものがあった。それは魔物の種
類、ダンジョンの難易度などを自由に選んで生成できるとんでもないもので、孫一は先輩と親友を巻き込んで、『ダンジョン商売』をはじめることにした。
これは現代日本で、ダンジョンをテーマパークのように楽しんでもらおうと……そんな風に考えていた時代がありました。
『ダンジョン探索』を商売にした孫一たちが、全世界相手にイノベーションをもたらす物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 18:00:00
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会話率:41%
雨あがりの6月に斉藤は遠峰とある街で再会する。遠峰は草食男子に擬態した肉食男子で、いわゆるロールキャベツだ。サイバー空間のイジメ、薬物、タワーマンション、街宣車、自作自演、不条理とも思える世界は人間の欠陥品を増産している。クライマックス、投
身自殺と巻添えになった女性を見たロールキャベツは正体をあらわす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-21 14:10:05
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