姉が羨むほど、妹の方が優秀な双子の姉妹。外見的な違いは、妹の泣きぼくろだけだった。ある夜、不思議な世界に迷い込んだ妹は、怪しい男たちの前で芸をさせられた後、翌日も来るように言われて、ほくろを取られてしまう。大事な用事があって行けない妹に代
わり、姉は自分が行くことを提案するが……。
(「カクヨム」「エブリスタ」でも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-21 12:00:00
4712文字
会話率:41%
のんびりユルユルとしたスローライフの日々をすごす今日この頃、グータラしながら紅茶を口にしてほっと一息した私はここまでの道のりを振り替える。
そうそれは私が死んだときから始まる。
最終更新:2018-12-24 18:13:53
45093文字
会話率:25%
魔法の世界…なんて浪漫がある言葉だ。魔法…それだけで妄想は広がる物だ。
魔法を使い、無双して、ハーレムを作る。
…実際はそんな都合のいい話しがあるわけない。
あったとしたらそれが選ばれた人間だけが許された行為。
なんて残酷なことか…選ばれな
い者は選ばれた存在の引き立て役にしかなれない。
この物語は1人の少年の少し残念な話。
両親からは妹の方が優秀だと言われ、周囲からは名家のスペア品とまで言われ続けていた。
才能が無かった訳では無い。むしろあったのだ。ただ妹より無かっただけ。
比べられ、劣等感を感じながら過ごしていた日常はとても居心地の良いものでは無い。
だからせめて、才能が無いなりに魔法の開発をして彼だけの魔法を作ろうとしていた。
研究をした、その結果は…失敗した、失敗した、失敗した、失敗した失敗した失敗した…
自分だけの魔法…そんな都合のいい魔法なんて存在しない。彼は身をもって実感した。
それでも研究は辞めなかった。いつか報われる日が来ると信じて。
そのうち彼の研究は人の踏み入れては行けない領域に足を踏み入れようとしていた。
文才は無いです。ストーリーを考える才能も無いです。それでも暖かい目で見て頂ければ感激です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-23 20:58:15
7585文字
会話率:15%