──ピンポーン。
とあるマンションの五階、五○二号室。
ボクがおそるおそるインターフォンを鳴らすと、しばらくしてドアが開き、綺麗なロングの黒髪を揺らして先輩が現れた。
「や、後輩ちゃん、来たね。ささ、入って入って」
先輩はいつも通りに
強引なノリで、ボクを部屋の中へと連れ込んだ。
正直、ドキドキしないと言ったら嘘になるけど──ボクは先輩のノリに引きずられるままに、お宅にお邪魔する。
──そう、ボクは今日、先輩にお呼ばれして、今までに体験したことのない遊びをすることになったのである……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-08 10:46:34
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