王暦536年、世界は『魔法』と呼ばれる力を持つ人間――『魔法術師』達の手で平定される。
魔法王国【エンドフィール】――魔法により開拓され、魔法で戦い、魔法によって廻り続ける魔法至上主義の魔法世界。
そこで『魔力』を持たない人間は、無能
の存在として蔑まれる定めしかなかった。
魔法王国周囲の国際禁域『世界の虚』で生まれた生物は魔力を持たない――「カトレア・キングスレイブ」は、『虚の子』と呼ばれる世界の落ちこぼれだった。
王都魔法学園『エンドフィール』を舞台に、彼は己が力で魔法を使わず頂点に立つと宣言した。
持たざる者は、持たざる者の未来を創るため、己の全てを持って魔法世界に立ち向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-16 19:09:29
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会話率:33%