雨の中、わたしは小さな女の子に出会う。
黒い髪、エキゾチックな浅黒い肌、そして、縦に裂けた赤い瞳。
彼女は低級悪魔であり、人間の欲望のためだけに召喚され用済みになった後、うち捨てられていた。
こらえきれず家に連れて行くと、幼子のように言葉
を発せず、無邪気になついてくる彼女。
しかし、そんな彼女を殺さなくては、7日後に自分の死がやってくることを知る。
新たな所有者となったわたしは、彼女のエサとなり精気を吸い尽くされ死ぬらしい。
1日がたち、2日がたっても決断できず、時間は過ぎ体は衰弱していくのであった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-16 00:03:12
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会話率:19%