「集団で、しかも虚勢張ってやっと出来ることがカツアゲとか?
そんなだからしょうもない流されかたしか出来なくなるんだ!
とりあえず、邪魔だから退きなよチワワども!!」
大衆に埋もれ、『普通』である自分に諦めながら、周囲の大人の言い分に反抗せ
ず生きてきた『真田瑛二』が、運悪くカツアゲにあった現場で、自分を助けた誰かと、その人に関わりのある『香月夕』に興味を持ったことから始まった無自覚な意識改革。
誰もが漠然と思い浮かべる『普通』を逸脱したこととの出会い。
自分の何が変わらなくても、思いが変われば違うものが見えてくる。
そしてそこからまた新しい出会いが始まる。
不完全なオムニバス形式をとっております。
大人から子どもへの押しつけと反発。
いい子をしているからといって内心はそのままではない。
そんな複雑な感情と、周囲を取り巻く環境の中で生きる人たちのドラマを綴ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-13 05:00:00
62044文字
会話率:11%