少年少女達は人間の汚い部分を見て心を汚し、絶望して自分の殻に閉じこもる。
それでも少年少女は日常をいつもの様に送っているフリをして自分という自我を保つ。
嫌悪感を大人に覚え、尊敬して、また絶望する。そして自分が大人になり、言い訳を見つ
けて大人を褒め子供を蔑む。そうしてまたその子供は時期が来たら大人に疑問を感じて嫌悪感を覚える。ずっと昔から人間が行っている事である。
力に目覚めた子供達は自分の為に周りを否定していく。
それでも世界は動き続ける。たとえ人が死のうが自分が死のうが世界は動き続ける。人間は自分が人生の主役と心の何処かで信じているが、それが裏切られるのがこの世界。
人間は主役になどなれない。
どこまでも脇役だからいつ死んでも可笑しくない。
そう思いながら消えた。
上では臭いセリフを淡々と言っていますが超能力に目覚めた子供達が戦うって話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-15 19:00:00
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会話率:14%