――――かつて、刀一本で天下統一を果たした【陽ノ国】初代皇帝。
彼が息子に皇位を譲り、姿を消してから幾星霜の時が流れた。
代々、皇族を守護する御剣家の長男、御剣刀真(みつるぎとうま)。
皇族を守護する刀士たちにとって、命と繋がる己の武器…
…【命刀】を発現させることは何よりも重要だった。
――――しかし、彼は【命刀】を発現させることができなかった。
そのうえ、何故か魔力も上手く扱えず、まさに刀士として絶望的な状況。
これが原因で、家族や分家から見放されたものの、彼は少しでも認めてもらいたい一心で努力を重ねる。
だが、その思いも空しく、刀真は厄介払いとして島流しに。
そこは【陽ノ国】屈指の危険な島であり、昔から伝わる迷信により、体のいい生贄として刀真が選ばれたのだ。
魍魎が跋扈するその島で、まさに絶対絶命の危機。
それでも生を諦めず、最後まで抗う刀真の下に、一人の老人が姿を現した――――。
これは、かつて無能と呼ばれた少年が、自分の居場所を見つける物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-28 12:21:32
80522文字
会話率:35%
アマチュア小説家が、日常で感じたことを俳句にして心の内を明かして行く。
少しでも共感してくれたれたら嬉しいなという気持ちを乗せて、思い付いたら合わせて投稿します。
詩としての芸術性も損なわないように頑張りたいと思います。
一応、日常の話とし
ていますが、一部エッセイのように小説というものへの考え方も書いて行くかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-14 19:04:52
984文字
会話率:0%
とある県に、とある都市に、とある場所に、【門】が現れた。
県の職員が見つけたことから始まる、どんな場所通じるか、どんな世界に通じるかも不明な【門】
県の職員で構成された調査課、この調査課に協力するドローサービス社、パワードスーツ研究所。
そ
れ程の人数では無い物の、調査するその【門】はあまりに禍々しいものだった。
この中で【門】の内部に広がる巨大なダンジョン、この内部においては<爆発>が起きず、その為に<火薬>を使う兵器全てが使えないという、実質的に現代兵器の殆どが使えないダンジョンが広がっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-26 11:53:41
249358文字
会話率:68%