妖魔、それは人を害する穢れを持つもの。人々の負の感情を喰らい貪る異形の化け物。
そのものたちにとって日が沈んだ街は格好の餌場だった。それは昔も今も変わらない。何故なら人々はいつもそこにいるのだから――
しかし、それを阻む者たちがいた。そ
れが退魔師である。彼らは呪符と刀で持って妖魔を討つ者たちである。そして、妖魔が恐れる存在がいる。それが龍であった。
この物語は、魂に龍を宿す少女と青年退魔師の初めて出会った時の話である。
和メイドが竜になって妖魔退治したり家事をするのが読みたいということで書くことになった短編です。
粗削りですが、楽しんで読んでもらえたらと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-30 12:00:00
15492文字
会話率:43%