うっかり世界を破滅してしまい
独りぼっちになって
淋しくて後悔している魔王の愚痴
最終更新:2025-01-25 11:58:59
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孤児院にお世話になる高校生の鈴木太郎。小学生の頃は貧しく毎日、新聞配達や勉強や絵画にすごく努力したので頭脳や運動が優秀となる。絵画で高収入を得るので生活が楽になる。中学生の頃も毎日忙しくて恋人を探す時間が無い。高校生になって要領をつかみ余
裕ができたので恋人を探そうとする。同学年の神宮寺麗子からは、運が悪いことが重なり嫌われている。
ある日、孤児院の年下の子たちをかばい事故死した?。しかし目を覚ますと医院にいる。助かったのかと思っていると、この世界は、現世ではなく別世界『並行世界(パラレルワールド)』と知る。ここ(別世界)の科学技術は進んでいないが超能力はあたり前の世界。人類滅亡の危機に瀕している。悪の意識エネルギーに憑依されたオウ・キングスルイ三十九歳が超能力で大地から毒を発生するようにしたらしく多数の人々は消滅した。超能力《防御》所持や屋内に居れば消滅の危険は無い。しかし、二十歳を過ぎると脳細胞が死滅し出し(超能力は脳細胞に依存)、真っ先に超能力《防御》が失われてしまう。失われない人も若干いるようだ。
解決の作戦は、オウから悪の意識エネルギーを追い出し彼の超能力で大地の毒を打ち消す。まず超能力《憑依》で、オウの子供タロの意識をオウに入れ込む。超能力《憑依》の規則により悪の意識エネルギーが追い出されるはずだが、ここ(別世界)では危険で出来ない。そこで超能力の無さそうな世界(現世)にて行う。タロ・キングスルイは鈴木太郎の並行世界同一人別 (じんべつ)である。並行世界の規則により、オウとタロが現世に来たことで太郎は別世界(並行世界)にとばされた。ただの巻き添えではなく役割があるので超能力を所持する。
いろいろ問題が発生するが作戦を成功する。消滅した人々も全員無事であった。
全てを終えて現世の公園のベンチにすわる太郎に、何故か好意的な神宮寺麗子から……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-28 00:10:21
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会話率:29%