1999年、サグラダ・ファミリアで破壊衝動と共に生まれた否定存在、NOT。定まった形を持たず、人を食料にする彼らは人の皮を被り一般市民に認知されることなく勢力を伸ばしていた。そんな中、各国で起こる奇怪な事件、それはNOTが引き起こしている
ものだった。NOTに銃弾、核弾頭、細菌兵器は効果がない。彼ら自身が帯びているパルスが触れることを許さないのだ。NOTに対し対抗手段はただ一つ、同一のパルスを帯びた兵士を有する十三委員会だけだが、人殺しも厭わない十三委員会を利用しようとする国家は少なかった。
これは人間を捨てた人間による人類救済の物語…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-24 11:38:15
157316文字
会話率:54%
1999年、サグラダ・ファミリアで破壊衝動と共に生まれた否定存在、NOT。定まった形を持たず、人を食料にする彼らは人の皮を被り一般市民に認知されることなく勢力を伸ばしていた。そんな中、各国で起こる奇怪な事件、それはNOTが引き起こしている
ものだった。NOTに銃弾、核弾頭、細菌兵器は効果がない。彼ら自身が帯びているパルスが触れることを許さないのだ。NOTに対し対抗手段はただ一つ、同一のパルスを帯びた兵士を有する十三委員会だけだが、人殺しも厭わない十三委員会を利用しようとする国家は少なかった。
日本、都内の新設高校である陽正高校で「神隠し事件」が発生する。十三委員会、見習い兵士 ヴィルマ・ガソット。引率者 神戸四季は依頼により調査に入ることになるが、中でも全国区プレーヤー犇めく「男子バスケ部」で異様な雰囲気を持つ3名の生徒に的は絞られていく。過去の柵を断ち切り、NOTの討伐に成功するヴィルマだが、彼女が先に見たのもは人を守りたくても守れない挫折と苦悩だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-04 21:07:59
82496文字
会話率:58%