世界は変貌した。人は落日を迎え、輝きしき時代は終わってしまった。異なる次元と世界が入り混じり、人より遥かに強力な存在達が鎬を削る場において、人はおもちゃであり虫けらだった。最早人間は終わらない暗黒の中で、消え去る運命だった……。いや、既に
消え去っていた筈だった。伝説において醜き人に絶望した暗黒が現れ、世界を滅ぼそうとしたあの日に。だがそれは退けられた。光に、勇者達に。だからこそ僅かな人は願った。抗った。戦った。かつて勇者達が齎した平穏を再現するために。だがその願いを、抗いを、戦いの想いを受け取ったのは勇者ではなく……敗者であり暗黒そのものである……大魔王であった。これは人の光に、希望に、勇者達に敗れた敗北者達が、なにより大魔王が、人の明日を守る物語。この小説は『カクヨム』様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-28 12:00:00
73581文字
会話率:42%
勇者大好き過ぎる魔王が、勇者を倒したり倒さなかったり異世界へ飛ばしたりするお話です。短編。
最終更新:2019-07-17 20:00:00
1989文字
会話率:38%
勇者大好き好き好き好き主人公がパーティーを追い出されながらも勇者を輝かせる為に頑張る話し。
最終更新:2018-07-07 10:42:05
4208文字
会話率:17%
魔界には十三人の魔王が存在し、それぞれが領地を治めている。ある時、魔王達が人間界へ乗り込み各地に魔王城を建ててしまった。突然の侵略に混乱する人間界。人間達の知らない魔王達の目的とは。実は現在魔界では、ある小説が大ブームになっている。なんと勇
者が魔王を倒す冒険もの。しかも魔王達が誰よりもハマってしまい、生の勇者見たさに人間界に別荘を建てたのだ。そんな勇者大好き魔王の一人であるラズルも別荘で心躍らせて、勇者の到着を待つ。だが勇者は現れない。待ちきれず街に降りたラズルは一人の女魔術師と出会い勇者と誤解されてしまう。彼女の誤解をうまく解けないラズルは、人間界の現状を知り、驚愕する。
これは勇者大好きな魔王が、ヒロインに勇者と誤解され、腐った人間界でドタバタする物語である。 「俺は勇者の活躍が見たいんであって、勇者になりたいわけじゃないんだ!(泣)」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-02 18:48:02
6743文字
会話率:64%