俺はダンジョンマスターだ。この能力がなんの前触れもなく発現してから、すでに数年が経過している。発現した当初、とても困惑したがそれ以上に俺は大いに喜んだ。なぜなら一様にして、ダンジョンマスターという存在はすさまじい力を持っているからだ。
力がなかったからという理由で諦めていた子供の頃からの悲願を、これで叶えることができると半ば確信していた。
しかし俺のダンジョンが形成された場所は、大陸一の大国【トプロン】の地下だった......。
――目の前が暗くなるのを感じたが、どうやら、神は俺のことを見捨ててはいなかったようだ。幸い時間はたっぷりとある。一か八かだが『これ』にかけてみるとしよう。
※エブリスタさんの方にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-27 12:30:23
84071文字
会話率:37%
勇者に追いかけられる少女。歴代勇者も変態である。少女の中ではそういう格付け。だってハーレム築き上げてるじゃん、と。
最終更新:2015-06-25 17:29:11
2734文字
会話率:32%