病弱だったとある少年は、死に際に「もし次の人生があるのなら」と呟き、死んだ。
人生を病院の中だけで完結してしまった少年を哀れんだ女神は、少年の願いを叶えてあげることにした。
――せめて次の生では、健康になった少年が願ったような人生を
歩めますように。と。
「ちょっと待って女神様、僕は魔法少女を見たいって言っただけで魔法少女(♂)になりたいなんて言ってない!」
しかも親友まで巻き込まれて魔法少女(♂)になっちゃったし!!
少年の魂の叫びは、女神に届くことはなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-20 20:03:36
4536文字
会話率:33%