ある世界のある時代。
世界は魔王バラサークの手により地獄と化していた。
平和を取り戻す為に立ち上がった四人の勇者は、遂に最終決戦の場—魔王の待つ玉座の間へと辿り着いた……筈だった?
ある筈なのに無い玉座。かわりに出来てた不思議な木の部屋。
その中にいた魔王は、見た事のない丸くて可愛いテーブルを前にして……「おお勇者達よ、よくぞ来た。まあここに来て、座れ」
「それは……一体、何だ?」「これはちゃぶ台である」
悪の権化を辞めちゃった魔王と、色々起きて困った勇者達の、まあまあ笑える物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-18 18:21:56
24634文字
会話率:42%