聖夜が異世界に転生したのだと理解したのは、生まれてすぐのことだった。実際には生まれる前から自我に目覚めてはいたのだが、それと気づいたのは生まれてからのことだ。それこそ母親のお腹の中にいるときから「不思議な力」について気付いていたセイヤ(聖夜
)は、生まれ出てからもその力の研鑽に励むことになる。
そして運命の五歳。神と邂逅することになったセイヤは、そこで自分のするべきことを教えられる。ただし、あくまでも自分のペースで構わないという神の言葉に、セイヤは神からの提案を受け入れることにした。
神から提案されたセイヤの行うことと言うのは、世界に「魔法」を広めること。
これは、元教師のセイヤが、持って生まれた魔法を世界に広め、いずれ「賢者」と呼ばれるようになる…………かもしれない物語。
※ 第一部(第四章まで)は、地盤固めです。周囲に魔法は広めたりはしません。
※2 R15タグは念のため(今のところ、そこまで残酷な描写はない……はずです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-19 21:00:00
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会話率:27%