今よりも、ずっと人々の活動範囲が狭くなった未来。人々の生活の規範は一つの「教え」であり、それを司る寺院が全権を握る世界で、弱冠十五にして人のうらやむ高位についた少年僧・アサト。彼は「全てを総べる」と謳われる天上の教会で、生涯の友と出逢う。
※作品中に「寺院」「教会」「僧侶」の表記がありますが、特定の宗教を指すものではありません。すべて、架空のものです。
※前書きに「作者の宗教に対する考え方」について書いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-11 00:00:00
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会話率:47%