とある少女が、僕の中に入った。体は一つ、思考は二つみたいな状態。
日本に住むいたって平凡な高校生だった僕の思考の中にその少女が急に現れて、僕の身体を共有することになった。
だけどその少女は、とある異世界の裏ボスで、圧倒的な力を有し
てた。
その少女が、僕に告げる。
「あんた、この世界の魔王になりなさい」
そんな少女と僕の、お話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 22:45:01
3318文字
会話率:30%
漆黒の空に終焉を告げる言葉が浮かび上がる。
【BAD END】
あぁ、今回もまた……。幾度となく迎えた結末を僕はぼんやりとした顔で見つめる。何か打開策はないのか?いったい、いつになったら、このタイムリープから抜け出せるんだ?もどかしい気
持ちが心の中を埋め尽くしていく。そんな僕を嘲笑うように光の粒子が僕の身体を包み込んだ。意識が遠い過去へと引きづられていく。
「次こそは……」
意思を固く持ち、僕はコンティニューを選んでそっと目を開けた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 21:26:22
5275文字
会話率:50%
僕は、僕が分からない。
僕の身体を動かす誰かが、隣にいる少女と語る。
自分の体を俯瞰しながら、物語が流れていく系の小説です。
最終更新:2023-12-30 20:35:19
1457文字
会話率:42%
僕とキミ達は、僕の身体を一緒に共有する!
僕の身体は、僕だけのモノじゃない事が分かったんだ、、、!
僕の頭の中で、複数の人間の声がするんだよ、、、!!!
男性も女性も、小さな子供も、お年寄りも、僕の頭の中で雑談している!
本当に、僕が何
も言わないから! 言いたい放題に言われているんだ、、、!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-25 03:00:00
2521文字
会話率:56%
つらつらと時が僕を通りすぎていく。
僕は来年の春死にたかった。
死にたくて、屋上のフェンスをのりこえ立っていたとき、僕の口が無意識に言葉を発した。
『やっぱり死ぬのやめよう』
言葉が身体にはいり、そうだ、そうだと思考が同意した。その時、視
界が流れるように地面へと落下していった。
最期の僕自身の身体の感触は肩に感じた優しい圧力だった。
次、視界にうつったのは見知らぬ可愛らしい天井だった。
死のうと思っていた僕の意識が一週間ごとに誰かの身体に入り込み、来年の春に僕の身体を優しく押した人を探すという話です。
そのなかで、何をもって自分は自分であるのか、性格、肩書き、なぜ生きるのかなど精神の感覚について思惟していくという話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-24 11:10:35
1943文字
会話率:5%
本編・僕の身体は妹に捧げる、の外伝となっています。舞台は赤坂兄妹が学園にやってくる十一年前。
始まりは、ボーイミーツガール。
最終更新:2011-08-16 22:19:44
9393文字
会話率:35%