骨董店――《伽藍堂》を営む伯父の佐伯宿禰と、語り部であり甥の佐伯悠の2人は、普通の人には見れず、感じる事の出来ない、《ナニカ》を認識出来る、一風変わった感性の持ち主。
そんな2人が織り成す、不思議でちょっとだけホラーな日常を畫く短篇集―
―それが《伽藍堂》。
《伽藍堂》には、誰が何の為に創作したのか解らない《曰く付き》の品物が集まります。
決して語られる事のない《曰く》の《原因》――けれども、確かにそこにある《ナニカ》……今日もまた、新たな《曰く付き》の品物が集まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-03 02:18:38
25007文字
会話率:46%