彼らが出会える場所は、年に一度開かれる舞踏会の時のみ。
それまでの間、彼らは人間界の中に紛れ込んで、平穏無事な日常を営まなければならない。
誰にも明かしてはならない、一族の存在。そして、呪われた秘密。
これは、【誰にも、自分の持つ本当の
仮面を見られてはいけない】掟に縛られて生き続ける一族たちの物語―――――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-27 20:50:22
5799文字
会話率:10%
これは、やがて滅びゆく種族に向けて書かれた最後の物語のはじまりである。
もし、奇跡的にこの物語を手に入れることが出来た一族の末裔達のために、私は記そう。彼らの思いを、そして、君たちの未来を願って…。
著者名:ペンドラード
最終更新:2011-04-16 11:38:10
2412文字
会話率:36%