すぐ先に起こり得る可能性。
それは、ケンイチ、オルコ、アーヴィン、三人の視点から語られる。
そこにある雲とは、もう二度と、出会えない。ひとつとして同じ形はないのだから。それは人生も然(しか)り。
人類が起こした悲劇が、個人の何を奪ってしま
うのか。
そして、絶望の先で、何を見、何を得るのか。
対岸の火事ではすませられない近未来。これはひとつの可能性。
だけど、目を、逸(そ)らしてはいけない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-16 23:36:13
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会話率:25%