とある地方都市の倉庫でそれは起きた。
ドラッグストアの店員大野が、倉庫整理をしようと、ビールの段ボールが山積みされた台車を動かした時だった。
後ろから出てきた、憐れに潰れた某カフェオレのペットボトル。そして――。
「ひいぃぃぃぃぃい!
!ろ、ろ、ろ、六匹……?嘘やろぉぉ……」
六つの黒い影が、倉庫の陰に散って行った。
果たして大野は、店長に助けを求め無事に奴らを殲滅することができるのか――。
昆虫が登場します。昆虫を殺す描写もあります。
苦手な方はご遠慮くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-06 09:22:05
3738文字
会話率:57%