魔王アルバートが十二人の勇者達に倒されたその後のお話。
魔王は倒され、世界には平和が訪れる………はずだった。
十二人の勇者達はは魔王を倒したことで独裁権を勝ち取り、一般市民から無理難題な納税を迫ったり、言うことを聞かない者には酷い厳罰
を行うなど自由奔放な政治を行うなっていた。
十二人の勇者とその部下達以外の食生活は貧しく、肉は愚か魚や野菜までマトモに食べられなくなってしまった時代。
そんな時代の世界のある村、どういう訳か生き残っていた『元』魔王アルバートは、現在農業家として妻と二人で仲良く暮らしていた。
「あぁ………人参食いてぇ」
「働いてくださいね、あなた」
「はい………」
※最初の方はコメディーっぽいですが、バトルものです。
※タイトルが(仮)と書かれているように、仮のタイトルです。ちゃんとしたタイトルを早く考えつきたいのですが、なかなかいい物が見つかりません。よければ読んで意見などをくれると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-23 11:05:10
9067文字
会話率:30%