魔法適性がない主人公アルバ・ルーインは、同じように魔法適性がない者が集まる国『グリード』で、ひっそりと暮らしていた。
ある日、そんなアルバの前に王都『ロイスタシア』から来たという女性ライラ・エトワールが現れる。
ライラは王都にある貴族の息子
娘らが通う学園の理事長だという。
ライラは、自分と学園を守るに値する人物を探していると言い、アルバに話を持ち掛ける。
アルバは頑なに断るも、しかし、ライラの引かない態度と、ライラがグリード国王からの紹介で来ていると知って、アルバは自身の秘密を話すしかなくなった。
それを聞きライラは、半ば強引ともとれる内容でアルバと契約を結び、アルバは仕方なくライラとともに王都に向かうのであった。
魔法主義国家の王都へと……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-05 17:10:07
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会話率:42%