――1985年、月の100分の1が地球に落下した。原因は不明。
月の全体の面積は約3800万平方Km、その100分の1は38万平方Km。日本の面積より少し大きい。そんな物が落下してきたので地球人の誰もが地球の最後だと思っていた。
しか
し、その月の欠片と呼んで良いのか解らない大きさの隕石は大気圏内で謎の爆発。
それと同時に、地球の空に光が走った。
奇跡的に欠片は一つ残らず消滅し、地球への被害は全くなかった。
この謎だらけの事件で人類が手に入れたのは、喜びと疑問、そして新たな進化への鍵だった。
此処からこの世界の人間にかつてない程の変化が訪れ、我々の世界とは完全に違う変化を果たした。
彼等は他種へと変身できる能力を手に入れたのだ。
この物語は、我々の世界とはかなり違いのある変化を遂げた世界で暮らす、とある日系人の学園物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-20 21:01:53
14652文字
会話率:37%