――ある日些細なことをきっかけに超能力に目覚める。
誰しもが一度は思い描く、ささやかな夢ではないでしょうか。
この作品は、小市民が超能力に目覚めた所で、別に突然正義の心に目覚めたり、抑圧されてきた反動で完全犯罪を企むといった大それた
行動を起こせる人ってそうはいないんじゃないかなぁ、自分が超能力に目覚めたらどんなことをするかなぁ……。
と、良い大人になった筆者がこの歳になって真剣に『自分が超能力に目覚めたら』という設定であれこれ妄想を繰り広げたあれやこれやを作品として書き下ろしたものです。
日常のちょっとしたことが便利になって、ちょっとだけにやにや出来る。
でも、たったそれだけのことで人は救われるのかも知れない。
――皆さんがもし超能力に目覚めたら、一番最初に何をすると思いますか?
そんなことを思い浮かべながら読んで頂ければ幸いです。
※思い付きを書き並べただけなので1話完結の短編としてあります。
本文で触れられていない背景まで無駄に作り込んでしまったので、連載作品の執筆に詰まった時の息抜きとして、気が向いた時にまた1話完結という形を取りながら続きを投稿するかも知れません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-22 09:24:45
5044文字
会話率:19%