気づけば自分は中世の世界に転生をしていた。
もちろんこの世界が本当の中世ではないことを何となく認識していたが、うまく確信を持てずにいた。
そんな曖昧な気持ちを抱きながら学園に入学してみれば、一人の少女にぶつかり、教室にやってきた皇太子の
名前で気づく。
ここは前世の妹に押し付けられた乙女ゲーの世界じゃないか。さらには自分が覚えているイベントとは違う流れに──。
違うのは自分の存在だって? そんなこんなで、平凡に過ごしたかった学園生活が波風唸るようなものになっていくのは言うまでもない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-01 18:00:00
9306文字
会話率:43%
転生したら国家公務員魔法使い職の娘だった。
主人公は直前までやっていた恋愛ゲームの悪役令嬢に転生したことに気付く。しかし悪役令嬢は終盤に敵国の戦争犯罪人として断罪・婚約破棄されるのみでwikiのキャラクター解説にも数行しか書かれていなか
った。
ゲーム本編と別の国? 悪役令嬢なのに平民? 異世界なのに鉄道も飛行機もある? ギルドは既に解体済み?
戸惑うことも多いが、何もしないと自国の敗戦と自身の没落。だけど転生前も後も特別な能力などない一般人。
並外れた能力もない、中世でもない、現代知識あまり使えない、剣と魔法も微妙でバトルもしない近代日常物語。ごはんと事務的官僚内政ものもあるよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-16 10:12:19
1037284文字
会話率:23%