干原(ほしはら)凛(りん)は10歳。春で小学5年生になるサッカー大好き男子である。
嵐の日。凛は事故にあって、両脚と大好きな翔(しょう)姉(ね)えを失ってしまう。
悲嘆にくれる凛のもとに奇跡が訪れる。それは精霊だった。精霊は言う。
「僕らは
人間の笑顔を糧(かて)にしているんだけど、ここのところ人の世に笑顔が少なくなってるんだよね。このままじゃ、ハラペコで僕らは消えちゃう。んで、君には是非とも人間を幸福にして心からの笑顔を生みだしてもらいたいんだ」
もちろん。
「対価は払うよ。君の両脚と亡くなった女の子の復活でね」
凛は飛びつくように精霊の願いを叶えることを承諾する。
そして受け取った魔法の力を展開して変身をする。
だけど…病室の鏡に映ったのは……15、16歳の………美少女だったのだ。
これは。T(天使に)S(スイッチ)した少年『凛(りん)』がアイドルとなって、人々を笑顔にすべく日々奮闘する物語である。
要するに、某クリーミーなアニメをリスペクトしたお話っス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-12 10:32:01
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会話率:27%