VRMMO。体感型のそれが珍しくもなくなった未来。
その日、新たなVRMMOが幕を開けた。そのVRMMOには新たな機能“味覚”が実装されており、人々を震撼させた。
“味覚”。それは今まで誰もが辿り着けなかった世界。
人々は仮想世界の未知の味
に出逢う。
―バターように蕩ける果実
―虹色の光を放つ脂を持つ鳥
―霧のように幽かに、けれど圧倒的な存在感を出す幻の魚
世界最高峰のプログラマーにより、仮想世界で産み出されたその美味・珍味の噂は水を落としたかのように世界に広まった。
やがてそれは試運転を終え、本格的に稼動する。
未知なる味、最高水準の舞台、そして…それら管理し、監視する世界最高のAI。噂に釣られた人々は集まり、その世界の新たなる幕開けを待った。
…それが、後の大事件の幕開けとは知らずに。
この物語は、その中に巻き込まれた人々が繰り広げる、
攻 略 完 全 そ っ ち の け の 食 い 道 楽 暴 走 記 で あ る !!
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こんにちわ。はじめまして。
この作品はリハビリ作です。1話で大体3000文字程度です。割と設定がゆるふわ。楽しんで読んでもらえるように、食べ物は美味しそうに書けるようがんばります。
そして主人公がエセです。エセ関西弁です。作者の関西弁はエセ知識しかありません。そもそも関西は中学の時の修学旅行くらいでしか行った事有りません。なので、本物の関西人の方々は「何処の出身だよコイツww方言メチャクチャww」と笑っていいので、「創作だから」で割り切って読んでください。私はエセで貫きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-15 00:00:00
42788文字
会話率:39%