ぷぁんぷぁかぷわぁ~ん。
気の抜ける音が鳴り響く中、目の前に現れたのは、スーツに白手袋、リボンタイ、そして完璧な笑顔の執事風超イケメン。
その彼が持っているのは、
『大当たり』と書かれた、その姿とは不釣り合いなほどに大きな大きなプラカ
ード。
僕の名前は行田道人、享年三十四歳。
ただいま、お迎えがくるまでの間、自分のお葬式を上から眺めている最中。
今生最後の最後にナニか、当たったらしいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 23:59:06
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会話率:68%
朝比奈瑠衣子は、自宅があるマンションの屋上で、今すぐにでも飛び降りそうな女性を見つける。
瑠衣子がその女性を助けた本当の理由とは?
最終更新:2023-10-12 22:19:20
12585文字
会話率:47%