俺はモブだ。
一応A太という名前はあるし、完全なモブというわけではないものの、ストーリーでの扱いはほぼモブに等しい。限りなくモブに近いサブキャラだ。
そしてそんな俺たちのいる世界は、モブの大量死が当たり前の、血で血を洗う世紀末のファンタジー
アニメ。
俺たちモブ仲間はそんな中、いかに死を迎え、視聴者に鮮烈な印象を残すか。
当たり前にそう考え爆発四散を覚悟していたが、状況は何故かあらぬ方向へ――?
※高取和生さま企画「眼鏡ラブ企画」参加作品です。
眼鏡がイマイチ目立ちませんが、最後に光る!(はず)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-07 20:07:43
14888文字
会話率:13%