どうしても皆から嫌われる『こがらし』の役目を割り当てられた風の若者。
夢をあきらめ、ただ淡々と務めを果たす日々を送っていた。
しかしある年、土地の長老ともいえるくすのきにあたたかい言葉をかけられ、こわばりきった心を少しずつ開いてゆく。
ひと
りの風が、自らの仕事に誇りとやりがいを見出すまでのお話。
https://blog.goo.ne.jp/nositen10『のしてんてんハッピーアート』にて、ブログ主とお話と絵の競演、と言う形で2016年に発表した作品を、読みやすいように少し加筆修正しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-29 16:36:28
1985文字
会話率:32%