家政婦ララの今回の依頼は、惑星デメテルのラクア城に一人暮らす、ルーカス・ブラーナの生活環境を整えること。
12年前に妻子を亡くし、隠遁生活を送るブラーナの屋敷は荒れ果て、部屋の中は服や雑多なもので魔窟のようになっていた(本人は気付いてないが
、よくないものも住み着いていた)。
聞きなれないララの仕事に戸惑うブラーナに、「口うるさい娘が来たようなもの」という設定にすると、ブラーナからは自分を「ダディ」と呼ぶことを条件に出される。
ララが汚城(おしろ)を美しくよみがえらせ、「ダディ」の心を解きほぐし、前を向かせるまでのリミットは三日間!
1話1000~2000字程度で全7話。
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カクヨムにも掲載。
これはカクヨムの自分主催、「テーマ【掃除・片付け・大掃除】の新作 1万字以内」企画用の書下ろし作品でした。
自分が参加するつもりはなかったのですが、同サイトでほぼ同時にはじまった
冬野ゆな様の「【お題】盗まれた偽物の宝石【アンソロジー】」企画の概要を読んでいたら、スコーンと出来てしまったため、時間の合間を縫って書いてしまいました。
ということで、2企画同時参加の書き下ろしになります。
科学とファンタジーがミックスした、ほのぼのスペース・ファンタジーをお楽しみください。
無断転載無断利用禁止。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-31 07:00:00
12384文字
会話率:36%