物心付いた時から感じる謎の気配。毎日性質は変わり、相坂を恐怖させる。相坂は、その気配から逃亡を繰り返すも、ある日幻覚の末、知らない空間に迷い込んでしまう。何処までも突き抜ける終わりの見えない寒々としたコンクリートの壁。変わらない曇天。
…彼
が訪れるまでは。謎の気配のように、形が無い少年。ただ、表情だけが湿布のように染み渡って伝わる、奇妙な少年。
謎の気配に惹かれ、毎日の逃亡の末にたどり着いた異空間、そして少年の存在。
彼らが、彼らの思いが交差するとき、異空間が動き出す。 (多分)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 06:54:39
3221文字
会話率:52%
兄は全てを諦めて。妹は大切な人を救うため。差し伸べられた手を取った。
10年前の集団毒殺事件。身に覚えのない罪で死刑囚になった兄を救うべく、法廷弁護士となった妹。とんでもない先輩たちと器用貧乏なパートナーのペースに巻き込まれ、相手の検事や
なぜか国王にまで気に入られ、何かと翻弄されつつも目指す先は逆転無罪。
心を閉ざした青年は、妹だと気づかぬまま彼女に惹かれていき――――異世界を舞台にした法廷ファンタジー。
※浪速の血が流れているのかしてギャグに走ることがあります。
※挿絵始めました。苦手な方はご注意下さいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-15 00:20:44
58626文字
会話率:32%
女の『私』は『あれ』に追われて満月の夜に崖からおちて多分死んだ。
そして赤狼の若長の長男に転生した。
今の私は威厳のある祖父の長をはじめ明るい家族と幼馴染に囲まれてこの幸せを護るために頑張っている。
異世界転生したのだから『あれ』に追
われる事はもうないと安心していたのに運命は無常にも回り始める。
赤狼の無口(でないと女言葉が出てしまう)な次代若長は運命に逆らって幸せになれるのだろうか?
大河ドラマではありませんミステリー?ホラー?ナニソレの作者なのでそちらをご期待の方は回れ右をお願いいたします。
ただし、切れかけで書いたのでいつもよりやや殺伐としております。
ご注意くださいませ。
電波的には残酷な描写ありが来てますがどこまで表現可能かわかりません。
一応タグには付けておきますが期待はずれの可能性もございます。
お許しくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-25 16:18:13
22207文字
会話率:30%