アマランサス公爵令嬢は唐突にオタクだった前世を思い出し、自分が推しカプ『ゼファー×フローラ(ゼファフロ)』にとって邪魔な悪役令嬢として転生してしまったことに気付く。
ゼファフロの邪魔にならないように、アマランサスは同じように推しカプの邪魔と
なる生徒会長のシルヴァン公爵令息と婚約する。
「私たちが婚約者として親しくしていれば、誰も私たちをゼファーと絡めて妄想することはないのではなくて?」
「君はそんな理由で、私と婚約してもいいのか?」
陰日向から推しカプを応援するアマランサス。
その献身的に他人の幸せを見守る彼女に、シルヴァンは次第に心惹かれて行き…
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 12:15:19
14822文字
会話率:45%