私こと小山内牡丹は、毎日毎日エレベーターのボタン押し係をさせられている。
誰に命じられたわけでもないが、いつも流れでそうなってしまうのだ。
そして私が巻き込まれるのは、エレベーターの操作権限を巡る水面下の争い。
何をどう努力しても勝てないそ
の戦いを前に、私は一計を案じる。
――勝てない戦いは、しなければいいだけの話だ!
押しボタン係というデスゲームの最前線から、離脱を図る私。
しかしそんな私の知略に立ちはだかったのは、あまりにも巨大な伏兵だった。
私は無事、この血で血を洗う闘争から逃れ、勝利を掴むことが出来るのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-22 12:09:01
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会話率:4%