とある街の路地裏商店街に小さな薬局がある。いつからそこに有るのか、誰も知らない小さな薬局。店先のプランターには、ベゴニア、マリーゴールド、ペチュニア、葉牡丹、パンジービオラ……、四季折々の花がいつの間にか植えられ、手入れされ綺麗に咲いてる。
住居がある二階建ての店、バルコニーの手すりにはツルバラ、そしてチラチラ見える、摩訶不思議な色形をしたな葉っぱや花や実の姿……。
風変わりな老婆が独りで切り盛りしている小さな店。
フォーアイ堂のとある夜。
イラストはみこと。様に提供していただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-22 22:10:50
3530文字
会話率:42%
虹色薬局、フォーアイ堂の店主が見つけたお客、彼は亡くなった妻に逢いたいという、一日だけでいい、ともに過ごしたいと。
店主は望みを叶える、対価は冥府の神に、二十四時間分の寿命を支払う事、そしてお客の想いに旅立った妻が応えなければ、全てを喰わ
れるがそれでも良いのかと。
男はイエスと答えた。
プロローグ、エピローグ、合わせて5話完結折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-17 21:02:49
15698文字
会話率:38%
虹色薬局フォーアイ堂の店主は、風変わりなおばあちゃん。昔昔、魔法使いの国を飛び出したみそっかすの王女様がその正体。彼女の元にお客がやってきた。
最終更新:2019-10-27 14:15:07
29308文字
会話率:38%