決してイケメンでもないのに持てるやつとか、ボッチなのに頼られるやつとか、ラノベの主人公ってのはどうしてあんなに楽しそうなんだろうな。本人たちがどう思ってるのかは知らないけど、俺にはそれが羨ましかったんだ。そんな折に、俺はそいつらと出会った。
自分のことをモブだと思っている種田孝太郎。そんな彼は一年生とのあるイベントで、ラノベの主人公みたいなグループと出会った。その中でも彼の自由奔放ぶりは遺憾なく発揮され、ハーレム主人公たちをも巻き込んでいく。
これは、自身のことをモブと信じて疑わない主人公が、ラノベの主人公みたいなやつらと紡ぐ物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-02 19:00:00
100070文字
会話率:59%